
私が所有しているファミコン本体とゲームカセットは、押入れの中という悪環境で、長年ノーメンテで放置されていたという事もあって、カセットの接触が最悪の状態になってました(T_T)
ゲームカセットの端子は、クリーニング液(無水アルコール)と綿棒で掃除するのが基本ですが、なにぶん掃除しなければならないゲームカセットの数が多いので、クリーニング液も綿棒もそれなりの量が必要になってしまいます。
そこで「ゲームカセットの端子を水と食器用洗剤で洗う」と言う、よりローコストかつハイリスクなクリーニング方法で済ませてしまいました(爆)
水と洗剤で洗うと言っても、水を直接かけて洗う訳ではないですが、いずれにしても一般的にはオススメできない、禁じ手的手法です(^ ^;
手順−1
まず先にカセット外側を掃除します。
カセットに貼られているラベル類は、フチの部分が水を吸ってシミになる事があるので、乾拭きがベストですが、あまりに汚れの酷いカセットは、水ぶきしないとなかなか綺麗になってくれません。
水ぶきする場合は、思いっきり固く絞った濡れた布に食器用洗剤をなじませて、掃除します。
最後に、乾いた布やティッシュ等でしっかり拭き取ります。
手順−2
カセット外側を掃除した布とは別の布を用意して、同じように水で濡らして思いっきり固く絞ります。
そして食器用洗剤を付け、カセット端子を拭きます。
布に汚れが付かなくなるまで、拭き掃除を繰り返します。
特に隅の方(両端の部分)は拭き残しが出やすいので、特に重点的に拭いて下さい。
手順−3
ティッシュやトイレットペーパー等で、水分や洗剤を完全に拭き取ります。
水分が残っていると基板が錆びる原因になるので、念入りに!
手順−4
ティッシュ等の削りくずや、カセット内部に入り込んでしまった水分や洗剤を「掃除機+細口ノズル」で吸出します。
掃除機の吸い込み口は静電気が発生しやすいので、端子に近づけすぎないように注意して下さい!
手順−5
一晩ほど放置して完全に乾燥させればクリーニング完了です。

ちなみに、クリーニングの済んだカセットは、チャック付きのビニール袋に入れておきました。
ゲームの外箱が残っている場合は、別の所に保管するのがオススメです(^ ^)

↑チャック付き収納袋(17cm x 12cm)

↑手持ちのファミコンゲームの中で最も大きい「信長の野望 全国版」を入れてみたら、ピッタリ過ぎてちょっときついです(汗)
一方の本体側のカセットコネクターの方は、なかなか良い掃除方法が思い付かないのですが、適当な厚みになるように折り畳んだ紙に、クリーニング液を付けて、カセットコネクターに出し入れして掃除しました。
RCAコネクタやACアダプターの差込口の掃除に威力を発揮する赤ちゃん用?の極細綿棒もカセットコネクターの掃除には太すぎるようです。
クリーニング効果は絶大なんですが、コネクターピンが寝すぎてしまうので、使わない方が無難でしょう。
あと中古ゲームを買った時などは、必ずクリーニングしてから使うようにして、汚れたゲームカセットを本体に挿入しないようにすれば、クリーンな状態を長く維持できると思います(^ ^)