実はその昔「バックアップ活用テクニック(通称バッ活)総集編」という本に「ファミコンAV化改造テクニック」という記事が載っていて、私も拾ったファミコンにその改造を施してみたんですが、画面が歪んでしまったりとやたら不安定でガッカリした経緯があります。
しかも当時、電動ドリルとか持ってなかったので、ケースに上手く穴が開けられずに、RCAジャックがちゃんと固定できていなかったり、有り合わせの部品を組み合わせて作った為、部品点数が多くなりケースが閉まらず、ケースの底部分を一部削り落として無理やり収めたりと、色々お粗末な事になってます(- -;
今回はその辺りの修正にも、手こずってしまいました(汗)

↑ビデオ端子(RCAジャック)取り付け部分
プラスチック板を噛まして、穴あけの失敗を誤魔化す(^ ^;
そして今回ネットを調べてみて分かったんですが、ファミコンには前期型と後期型があって「バッ活 総集編」で紹介されていた改造は後期型のファミコンを対象とした物だったようです。
うちにあるファミコンは2台とも前期型なので、追加した回路が適合しなかったと言う事なんでしょう。
そこで今度は、ネット上で発見した前期型のファミコンを対象にした改造情報を実践してみたんですが、それでもゲームの場面によっては、画面の一部が歪んでしまいました…

↑裸の状態でAV化テスト中のようす。
テストに使ったゲームソフトは「オバケのQ太郎 ワンワンパニック」
丸みを帯びた玉子色のカセットが無性に懐かしいです(^ ^;

↑タイトル画面の下の方が歪んでしまってます(T_T)
その後、手持ちのパーツを組み合わせて色々試行錯誤してなんとか画面の歪みは解消できましたが、まだ一部ゲームで表示が変な時があります。
手持ちのゲームで確認した範囲では、タイトーの「究極ハリキリスタジアム平成元年版」で、チーム選択の画面などが切り替わる時や、コナミの「悪魔城スペシャル ぼくドラキュラくん」でプレイヤーがミスしてゲームが再開する時に、画面が微妙に左右にずれてしまいます。
更に後になって気付いたのですが、普段はPC用ディスプレイ(DELL UltraSharp 2001FP HAS)にビデオ切替え装置(PIONEER AUTO VIDEO SELECTOR VS-2)を噛ました状態で使用してますが、別のテレビに繋いでみると、電源投入直後の画面が「白黒」になってしまいますorz
(追記)
画面の微妙なズレは黒い画面から明るい画面に切り替わる時に起こるようですが、RF接続で試しても微妙にずれるように見えたので、これはこんな物なのかもしれません…
未改造のファミコンでも試してみたいと思います。
続きの記事
■ファミコンAV化テスト。2回目■
■ファミコン復活修理(縦縞ノイズ編)■