2010年01月21日

ファミコンAV化テスト。2回目

ファミコンにビデオ端子を付けるAV化改造ネタの続編です(^ ^;

前回はトランジスタ2SC18151石のバッファ回路を作ってみましたが、今回はたまたま?手元にあったビデオアンプIC「MC14577」を使ってファミコンAV化にチャレンジしてみました(^ ^)

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↑ビデオアンプIC MOTOROLA MC14577
昔はゲーム機改造の定番?ICでしたが、現在は廃盤になっているのか入手は困難なようです。

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↑AV化回路を試験的に仮装着!

回路図的にはこんな感じになってます。

【映像側】
ao_400

【音声側】
ao_401

MC14577出力側に抵抗と結合コンデンサを繋いだだけのシンプルな回路です(^ ^;
アナログ回路の専門知識はないので、これで合ってるかどうか分かりませんが…(爆)

ファミコンAV化では電圧は増幅しないので、アンプの出力と反転入力端子(-)を直結して100%負帰還で使っています。

各信号の取り出しポイントは、映像がファミコン基板上の[VIDEO]と書かれた部分で、音声は[カセット端子の46番ピン]になります。

当初出力側のコンデンサは220μFだったのですが、画面が点滅するような場面で画面が流れる事があったので、470μFに増量しました。

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   ↑MC14577のピンアサイン
1つのICの中に2個のオペアンプが入っているので、片方だけ使います。
VDDはファミコン側基板のVcc(+5V)に、VssはGNDに接続します。

ちなみに音声信号は、ファミコン基板の[SOU]と書かれた辺りから取り出したくなりますが、ここからだとカセット内の拡張音源(ディスクシステムの音源など)が鳴らなくなってしまいます。
擬似ステレオ化する場合は、拡張音源も含め、各音源を本来のバランスで再生できるようにするのが厄介そうです。

前回のAV化テストでは映像がゆがんでいた「オバケのQ太郎 ワンワンパニック」のタイトル画面も、隅々まできっちり映ってます(^ ^)
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↑AV化初テスト時の画面

ao_403
↑今回の画面

電源投入直後の画面が白黒になってしまうのは相変わらずです…
ノイズ対策は何もしてないので、縦縞ノイズはかなり出ます(^ ^;

今回は比較の為にRFスイッチをテレビに繋いで、RF接続も試してみたんですが、何故か「究極ハリキリスタジアム平成元年版」だけ、RFで画面が映らない現象に遭遇してしまいました。
全部のゲームで映らないのならともかく、特定のゲームだけが映らないと言うのも不可解な感じです(謎)

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↑RFスイッチ

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posted by さかい at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム
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