今回は、私が遭遇したムービーメーカーの不具合(仕様?)と、それに対する自己流の解決策をメモっておきます(^ ^;
ここに記載した内容は、WindowsVista付属のムービーメーカーについての話なので、Windows7では状況が異なるかも知れません…
【ボリューム(音量)調整が出来ない!】
小さくはできるんですが、何故か音量を上げる事は出来ません…
[オーディオ ボリューム レベル]のスライダが、最初からMAXになってます(謎)

この問題を解決するにはどうしたら良いのか色々考えてたどり着いた結論は、「旧版のムービーメーカーを使う」という方法です。
マイクロソフトのダウンロードセンターから、Vista用の「Windows Movie Maker 2.6」をダウンロードしてインストールします。
この旧版を使えば、普通にボリューム調整が出来るようになります(^ ^)
■Microsoft ダウンロードセンター■
http://www.microsoft.com/downloads/search.aspx?displaylang=ja

↑必要に応じて新版と旧版を使い分ければOK!
【カスタムプロファイルが使えない?】
知っていればどうと言う問題でもないんですが、個人的にVista版のムービーメーカーで真っ先に躓いた問題なので、紹介しておきます(^ ^;
編集したビデオを保存する時は、ビットレートなど目的にあった設定で保存したいものですが、ムービーメーカーに最初からある「ムービー設定」では、なかなかしっくり来る設定がありません。
そこで、ヘルプファイルにある手順に従って「カスタムプロファイル」を作ってみたんですが、何故か自作の設定が選択肢に現れません(T_T)

↑WindowsMediaプロファイルエディタでオリジナルのビデオ設定を作成中の図。

↑「ムービーの発行」-「ムービーの設定を選択する」
「追加の設定(S)」のリストボックスに、カスタムプロファイルが追加されない(謎)
ビデオを保存する時、ムービーメーカーのウィンドウ左側にある「発行先」-「このコンピュータ」をクリックするか、ウィンドウ上側の「ムービーの発行」をクリックしますが、「発行先」-「このコンピュータ」からだと、何故かカスタムプロファイルは表示されないようなのです(謎)


と言う訳でビデオを保存する時は必ず「ムービーの発行」から行うようにしましょう。

↑追加されたカスタムプロファイル
【ビデオ保存時にエラー発生!】
先ほど、ビデオの音量を調整するには、旧版(Ver2.6)のムービーメーカーを使うのが良いと書きましたが、旧版はVista付属のバージョンでは発生しないようなエラーが出る事があります。

↑ムービーの保存に失敗(ムービーの保存ウィザード)
ハードディスクに十分な空きがあるのに、エラーが出てしまいます(T_T)
ビデオ編集の操作の過程で、ファイルサイズの計算を間違ってしまっているような感じですが、どういう条件でエラーが発生するのか不明です。
エラーが出た時はとりあえず、編集内容をプロジェクトに保存して、ムービーメーカーを再起動し、再び先ほどのプロジェクトを開いて、ビデオを保存するとエラーを回避できる場合があります。
それでもダメな場合は、Vistaに元々付属していた方のムービーメーカー(新版)で、ボリューム調整以外の編集をしたビデオファイルを作成して、それを旧版でボリューム調整して保存します。
思いっきり2度手間です(- -;
逆に、旧版で素材となるビデオファイルのボリューム調整を済ましてから、それを新版で編集しても良いです。
どちらの場合も、作業用に一時的に作成するするビデオファイルは、高ビットレートの高画質な設定で保存するようにして、画質の劣化に注意しましょう(^ ^;
また、編集するビデオファイルによっては、クリップの分割などの編集が上手く行かない(ずれる)場合がありますが、この場合も、上記の2度手間作戦が有効です。
まさにコレと同じ問題で困っていたので助かりました。
ありがとうございました! m(_ _)m
ブログ記事がお役にたてたようで、嬉しいです。
なぜ「最初からMAX」なのか分からずじまいですが、それでもムービーメーカーを愛用し続けてます(^ ^;