
ベルトの交換自体は簡単な作業ですが、ケースを開けるにはコツが必要です。
本体裏側のネジを全部外しても、ケース上部と底部が爪でガッチリはまってるので、マイナスドライバーなどでこじって、開いてください。
(マイナスドライバーを複数本使うと開きやすいです)
初めてケースを開けるときは固いのですが、何度も開け閉めしているとケースがガバガバになり、簡単に開くようになります。
うれしいような、悲しいような…(^ ^;
ケース上部に取り付けられたインジケータLEDやリセットスイッチなどは、メイン基板とフラットケーブルで繋がっているので、ケースが開いたらフラットケーブルのコネクターを外してください。
これでケース上部が完全に分離します。

↑ FDDユニット
リボンケーブルを外し、取り付けステーのネジを外して、FDDをステーごと本体から取り外します。

↑ 取り外したFDDと取り付けステー(底側から見た図)

ステーを外すと、ベルトが見えます。
思いっきり、千切れて絡まってます…
あとは、センサー固定用の白いプラスチックパーツ(黒いプーリーを挟むようにセットされている部品)を外して、ベルトを架け替えるだけですが、古いベルトが劣化しきっていると、取り除くのに苦労します。
古いベルト屑が残らないように、小さいマイナスドライバーで、こそぎ落とすように除去しました。
新しいベルトを装着したら、外したプラスチックパーツとステー(底板)を元通りに取り付けます。
今回は、ベルト交換のついでにヘッドの掃除もしておきました(^ ^)
FDDの上蓋(カバー)を外して(爪で留まっているだけ)、ヘッドに無理な力を加えないようにアルコールと綿棒でやさしく掃除します。

↑ ベルト交換の済んだFDDを取り付けて、動作確認中の図
この状態ではインジケータLEDやリセットスイッチなどが接続されてませんが、起動は可能です。

自作ゲームが起動しました!

市販ゲームもバッチリ動作〜
無事、完全復活させることができました(^ ^)
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