2014年07月25日

昔の明石フェリービデオ映像

YouTubeに明石フェリー(たこフェリー)の初代と2世代目のフェリーの運航の様子を収めた大変貴重な映像が公開されていたので、ご紹介します。

・明石フェリー(国道28号線)  1964 1986


映像の最初の方には、1964年(昭和39年)の明石フェリーの第1世代目のフェリーの映像と、当時の岩屋港の様子が収められています。
こんな昔のフェリーが映像として残ってるなんて、凄すぎます(T-T)

この時代の明石フェリーの船は、客室が無く車両甲板の上にブリッジ(操舵室)が乗っかっているような構造になっているのが確認できます。

私はずっと、明石フェリーの第1世代目の船は、両頭型(前後対称で前にも後にも同じように進める船)だと思っていたんですが、この映像では出港した後に180度回頭してから進んでいるように見えるので、両頭型ではなさそうな感じです。
しかも、ブリッジの位置は、船体中央ではなく進行方向側(船首側)に寄っているように見えます。

この船は、明石フェリーの第2船「あさしお丸(初代)」ではないかと推測しますが、どなたか詳細をご存知の方がおられましたら、教えてくださいm(_ _;)m


そして時は流れて、1986年(昭和61年)の明石港に舞台が移ります。
個人的には、この時代の映像が懐かしくて懐かしくてたまりません(^ ^;
カメラワークも構成も素晴らしいので、明石や淡路島住人の方はもちろん、それ以外のフェリー好きの方にもオススメしたい映像資料です。

「第二あさぎり丸」「第二あさかぜ丸」「第二あさしお丸」「あさなぎ丸(初代)」と当時の明石フェリー所有の全ての船が登場して、それぞれに見せ場があるのが良いですね。

私の記憶では、明石フェリーの旧世代の船は、もっと古びた、くたびれた印象があったんですが、映像を見る限りまだまだ綺麗で、魅力的に映ります。
子供の頃は、古い物に対して異常に敏感で免疫が無いので、実際以上に老朽化したイメージが定着してしまうのかもしれません(^ ^;

普通は見れないブリッジ内での操船の様子や、エンジンルームは勿論の事ながら、船内アナウンスやエンジン音、橋がかかる前の明石海峡の様子、車両甲板に載せられる懐かしい車たちなど、今となってはすべてが貴重に感じられる映像でした。

■明石フェリーの第二あさぎり丸
http://anma.sblo.jp/article/62937176.html

■たこフェリー(YouTubeプレイリスト)
http://www.youtube.com/playlist?list=PLDB2y91k1HulmfYUGYuSFLLt8S5eg6vJL

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posted by さかい at 08:46 | Comment(0) | TrackBack(0) |

2014年01月15日

大阪湾フェリーのいざなぎ丸

朝日新聞のサイトに、私の地元のフェリーに関する興味深い記事が掲載されています。

各支局の話題【淡路「島」だった頃 明石大橋開通15年】(19)フェリーを待つ
http://www.asahi.com/area/hyogo/articles/MTW20130812290130001.html

1969年(昭和44年)の淡路島の炬口港の様子を収めたとても貴重な写真です。
炬口港(淡路島洲本)と深日港(大阪岬町)とを結んでいた「大阪湾フェリー」の在りし日の姿を再び拝むことができるとは、思いもよりませんでした(T-T)

炬口港は淡路フェリーの大磯港などに比べると、駐車場が狭く、お盆やお正月シーズンはこんな感じで、国道までフェリー待ちの車がはみ出して並んでいたのを、子供の頃に見た記憶があります。

写真の左端に写っているフェリーは、「いざなぎ丸」だと思われます。
いざなぎ丸は、1968年に建造された両頭型のカーフェリーですが、後にこの航路に投入される「フェリーみさき」や「フェリーすもと」、「フェリーしんあわじ」と同程度の自動車搭載台数を有する規模が既にあったようです。
逆に言えば、炬口港の港湾施設の都合上、フェリーを大型化したくてもできない、という事情があったのかも知れません。

そして驚くべきことに「いざなぎ丸」は、今でも海外で現役で使われているらしいです。

■GADING NUSANTARA(いざなぎ丸)
http://www.marinetraffic.com/en/ais/details/ships/6807890

インドネシアで、「GADING NUSANTARA」という船名で活躍中の模様です。
確かに淡路島で撮影されたいざなぎ丸と船体の特徴が一致しますが、幾つか不可解な変更点が見られます。

前後2つのブリッジ(操舵室)は、船体中央寄りにずらされ、ブリッジの間(船体中央最上階)に存在していたはずのスカイルーム?的な客室がなくなっています。
マストも形が違うので、別の物に取り替えられているように見えます。

これまで見てきた海外に売却されたフェリーは、定員を増やす目的で客室の増築が行われたものが多かったので、意外でした。

私自身はこの船に乗ったことがあるかどうか定かではないんですが、消去法的に考えれば、子供の頃に乗った大阪湾フェリーはこの「いざなぎ丸」と「フェリーみさき」だったんじゃないかと思っています。

当時の私は、乗ってる船の名前がなんなのか気にしたことも無かったというか、それどころか老朽化した船に乗るのはむしろ怖いと思っていたくらいで、座席に着いたら、どこにも行かずにひたすら目的の港に着くまでじっと待っていたような記憶があります。

今は芝生が張ってあるだけの公園になっている、炬口港の大阪湾フェリー跡地も、島外からの玄関口になっていた時代があったんだなぁと当時のことを振り返りながら、懐かしい気持ちになりました。
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posted by さかい at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) |

2013年10月09日

ジェノバラインのまりーんふらわあ2

前に久しぶりに岩屋港に行った時に撮った、ジェノバラインの高速艇「まりーんふらわあ2」の写真を載せておきたいと思います(^ ^;

ジェノバライン
↑岩屋港に入港してくる まりーんふらわあ2

ジェノバライン
↑接岸中

ジェノバライン
↑夜の姿も撮りました。

ジェノバラインにもっと乗りたい!、もっと見たい!と思ってるんですが、私の住んでる洲本から岩屋までは結構距離があり、近年は足もなくてなかなか行けません(哀)

私が良く乗った頃の 明石<->岩屋航路の高速艇は、このまりーんふらわあ2の他に、同型船の「まりーんふらわあ」、双胴船の「まりーんぶりっじ」「こすもす」「シーワープ」があったように思います。

更に記憶を遡れば、歩いて行ける洲本港や炬口港でさえ、高速艇やフェリーが見放題だったことを考えると、無くなって初めて分かる、侘しさをしみじみ感じます(T-T)

■淡路島の 船 写真■

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2013年07月05日

淡路フェリーの千榮鶴丸

YouTubeで見つけた、淡路フェリーボート関連の動画をまとめたプレイリストを作ってみました。
淡路フェリーの船は、私が把握しているだけでも、速鶴丸、福鶴丸、浦鶴丸、せとしほ丸と沈没したり火災になったり、事故率がやたら高いような気がします。

浦鶴丸世代の船には良く乗ったので、悲しいことです。
一方で、入念な改造が行われ、今でもかなり綺麗な状態で大切に使われている船もあるようです。

そんな一隻 Maria Buono と名前を変えた 千榮鶴丸 の船内の様子を収めた映像が色々と衝撃的だったので、ご紹介します。



なんと淡路フェリーの船にエスカレータを追加しちゃったようです(^ ^; しかも1階から3階の客室まで2本連続で!
インテリアも贅を尽くしすぎなんじゃないかと心配してしまう程の上質さで、これは単純に乗ってみたいと思わずにはいられませんf(^ ^;

船体後部はもともと絞り込まれた形状でしたが、幅を広げられ、ランプ(出入り口)が3つ並ぶ形状に改造されています。
中央の大きなランプは改造前と同様に1階の車両甲板の為の出入り口で、右側の小さめのランプは2階の車両甲板へ行く為のスロープに繋がっているようです。

そして左側の歩行者専用ランプから船内に入ると、すぐに階段があります。
階段は中央に手すりを配して左右に分割され、左側の階段を7〜8段ほど上ると、エスカレータに繋がります。
右側はずっと階段が続きます。

ここから先は映像や写真ではよく確認できませんが、最初のエスカレータを上りきると2階の車両甲板に到達し、更にその先にある2本目のエスカレータで3階の客室まで登れるようになっていると思われます。

この動画は2本目のエスカレータを登りきった所からスタートします。
エスカレータを突き当たったところに、カウンターと最上階のオープンデッキに行く為の階段が見えます。

まずは右手に進路をとって、客室に入ります。
このエリアは、元々のオープンデッキと、新たに船体後方に延長したデッキを足し合わした部分に作られた客室になります。
客室の後ろの方にはトイレとかがありそうな感じですね。

今度は客室前方を目指して進みます。
ファンネル(煙突)があった場所に挟まれるように売店があり、その左側を通り抜けて、次の部屋に入ります。
ここからは、淡路フェリー時代から元々存在していた客室になります。
元々はリクライニングシートが整然と並んだ部屋でしたが、今は殆ど当時の面影は残ってないですね…
非常にセンス良くアレンジされていると関心してしまいます。

次のビデオでは、更にその先にある一番前の客室の様子が収められています。
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posted by さかい at 23:53 | Comment(0) | TrackBack(0) |

2013年06月23日

フェリーしんあわじ と フェリーたちばな

最近はYouTubeのアカウントを取得した事もあって、色んな動画をつい見てしまいます(^ ^;
YouTubeにアップされた膨大な映像の中には、私の地元にかつて存在していたフェリーのその後の様子を収めた動画が、少なからず存在しているようです。

MSLI Christmas Special 2007 - Maria Felisa


かつて淡路島に存在していた「大阪湾フェリー(後の南海淡路ライン)」の「フェリーすもと」の海外での姿が窺える貴重な映像なんですが、色々と意外すぎました(^ ^;

現在の所有者、フィリピンのMSLI(MONTENEGRO SHIPPING LINES,INC.)のプロモーションビデオなんでしょうか、車両甲板を舞台にダンスというのは、斬新過ぎます!
いやぁ〜若さ溢れる良い感じのビデオですね。

(訂正)間違って「フェリーしんあわじ」として紹介してしまいましたが、正しくは「フェリーすもと」のようなので訂正しましたm(_ _)m
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posted by さかい at 23:47 | Comment(0) | TrackBack(0) |