今回はFDDだけでなく、色々な機器の修理に必要なゴムベルトを自作する方法をご紹介します。
1)100円ショップで、コンパスカッターを入手

↑ 近所の100円ショップ(ダイソー)で、コンパスカッターなるアイテムを発見したので買ってみました(^ ^;
2)ホームセンターでゴム板を入手
厚さ1ミリのゴム板を購入します。
あと、両面テープも用意してください。
3)ゴム板をボール紙に固定する
ゴム板を、要らないボール紙などに、両面テープで動かないように貼り付けます。
ボール紙とゴム板を隙間なく全面的に密着させるのがポイントです。
4)コンパスカッターでゴム板をリング状にカット
ゴム板の中心に、コンパスカッターの針を突き刺し、円状にカットしていきます。
一気にカットしようとすると、ゴムが歪んでカッターの刃の通り道がずれてしまい、綺麗にカットできません。
あまり力を入れずに、コンパスを何回もグルグル回してカットすると、上手く行きます。
カットする寸法ですが、MSXのFDD(Panasonic)用に、外径63mm 内径58mm(円周190mm)の物と、外径58mm 内径53mm(円周174mm)の2種類を作ってみました。※
完全にカットできたら、ボール紙(両面テープ)から剥がして完成です〜
ゴム板をリング状にカットしただけなので、形状的には平ベルトじゃないんですが、プーリーにかけてしまえば平ベルトと同じように使えるようです。
1枚のゴム板から色々なサイズのベルトを作成できるので、練習も兼ねてもっと大きなサイズのベルトからカットしていく事をオススメします。

↑ 外径58mm 内径53mmでカットしたゴム板
※(追記)
当初外径63mm 内径58mm(円周190mm)のゴムベルトを装着していたのですが、最近ベルトが滑っているのか、ディスクを読み込めないときがあったので、外径58mm 内径53mm(円周174mm)のゴムベルトに交換しました。
若干きつめになるように、純正ベルトより小さく作った方が良さそうです。